第6回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 受賞者の決定について
「人を大切にする経営学会」(会長:坂本光司(法政大学大学院教授))・「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞実行委員会(実行委員長:清成忠男(事業構想大学院大学学長、元法政大学総長))が主催する第6回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の受賞者を以下のとおり決定しました。
受賞企業一覧
経済産業大臣賞 | サトーホールディングス株式会社 |
厚生労働大臣賞 | 株式会社 エイチ・エス・エー |
中小企業庁長官賞 | 株式会社日本ロック |
実行委員長賞 | 社会福祉法人アンサンブル会 |
審査委員会特別賞 |
四国管財株式会社 島田株式会社 有限会社真京精機 株式会社SHINDO 拓新産業株式会社 株式会社Dreams 日本理化学工業株式会社 株式会社パーソナルアシスタント青空 株式会社びわこホーム 株式会社マルブン |
実行委員会特別賞 |
瀬戸内海巡回診療船済生丸事業 巣鴨信用金庫 学校法人池谷学園 冨士見幼稚園 |
経済産業大臣賞
企業名:サトーホールデングス株式会社
所在地:東京都目黒区 代表者:代表取締役 松山一雄
主事業:電子プリンターなど各種メカトロ機、ハンドラベラー発明企業 従業員数:1,842名(全体4,719名)
創業・設立:1940年
受賞理由
1)1940年の創業以来、人を大切にするリストラをしない経営を実践している
2)正社員比率87.4%
3)平均離職率0.9%以下、出戻り社員も歓迎(現社長も出戻り)
4)社員一人当たり所定外労働時間5時間から10時間
5)経常利益は安定的に7~10%
6)障がいのある社員の11名は重度障がい者
7)全員参加の経営「三行提報」(毎日全社員が127字以内の提報を直接社長に、
その内主な50から100通に赤ペンを入れて返す)
8)正社員数も売上高も過去5年以上増加傾向
9)公益財団法人「佐藤陽国際奨学財団」アジアの留学生に毎年2億4千万円)
10)人材ではなく人財と呼ぶ
従業員4,719名(2015年3月31日現在)、東証第一部上場企業であり、四半期決算、利害関係者からの要求など、制約が発生しやすい中でも人を大切にする経営を重視している。バブル崩壊、リーマンショックの際も、誰一人リストラせず企業を確実に成長させている。創業者が設立した財団では、アジアの学生に毎年2億4千万円の奨学金の援助を行う他、社会貢献への取り組みにも熱心である。経済的にも社会的にも高い経営活動を実現できているのは、創業者からの精神であるサトーのこころを社員に徹底できているからである。127字以内の三行提報による社員からの提案が毎日、松山社長に上がり、その重要な回答を50提案~100提案、赤ペンを入れて返すなど、日々の改革・改善による進化が挙げられる。
厚生労働大臣賞
企業名:株式会社エイチ・エス・エー
所在地:神奈川県小田原市 経営者:代表取締役社長 田中勉
主事業:介護・障がい者就労支援・福祉タクシー等福祉のトータルサービス
従業員数:240名(正社員80名、非正規社員160名)
創業・設立:1999年
受賞理由
1)当社で働きたい人はすべて採用
2)5年連続増員(61名から80名)
3)離職率0.4%
4)経常利益率は安定的に8%前後
5)障がい者雇用率2.6%
6)社員一人当たりの所定外労働時間1時間以下
7)社員一人一人が働き方・学び方を選択
8)同業者・異業種企業が学ぶ
9)株式会社組織
社会に貢献し必要とされる企業でありたいとの想いで組織を運営し、お客様・地域の方々からの評価も高く、同業者からも頼られる存在になっている。
また、「この会社で働きたいという人であれば誰でも採用する」という採用方針の下、従業員が生きがい・働きがいを感じられるよう、働き方を選択できるシステムの導入や仕事と家庭の両立のための残業ゼロ活動、若年者に対する就業体験機会の提供などに取り組んでいるほか、近隣をはじめとする一般の方も利用できる事業所内保育施設の設置を目指しており、積極的に次世代育成推進に取り組んでいる。
中小企業庁長官賞
企業名:株式会社日本ロック
所在地:静岡県浜松市 代表者:代表取締役 米田良正
主事業:自動車用電装部品の設計製造 従業員数:162名(99%正社員)
創業・設立:1980年
受賞理由
1)離職率ゼロ
2)過去5年間で社員数は148名から162名
3)ほぼ全員正社員、希望者数名非正規(時間給1,200円から)
4)仕入先へは全額現金決済
5)売上高経常利益率は安定的に10%
6)障がい者雇用率4.3%、(重度障がい者3名)
7)障がい者就労支援施設への発注(年間2,400万円)
8)美しい社屋・社員食堂・トイレ
『創造に生きよ』の企業理念の下、研究開発に取り組み、特許・実用新案などの知的財産権を次々と出願。登録実績は100件を超えている。
また1997年には、日本ロック協力会として「日創会」を設立し、取引先を大切にした経営も行っている。
さらに、1999年、社会貢献福祉団体である「つくし会」を設立し、障がい者の支援を行うとともに、株式会社遠悠会を設立、ワークセンターを開設して60歳以上の高齢者に働く場所を提供するなどの活動も行っている。
実行委員長賞
企業名:社会福祉法人アンサンブル会
所在地:長野県伊那市 代表者:理事長 小椋年男
主事業:障がい者支援の多機能施設の運営 従業員数:80名
創業・設立:2001年
受賞理由
1)300名以上の障がい者の就労支援
2)利用者の工賃は通常の2倍以上、社員の賃金も業界の1.5倍以上
3)障がい者雇用率5.0%
4)社員数は5年間で38名から80名
5)利益率は安定して10%前後
6)一人当たりの月間所定外労働時間3時間程度
7)離職率0.4%
8)小椋さんの長女の卒業に合わせ「親亡き後」の一心で仲間とスタート
9)正社員比率80%
10)女性管理職比率38%
自身の子どもが、重度障がい児として生まれたことをきっかけに、東京から環境を考えて、長野県伊那市に引っ越し。自分の子供たちが働ける環境をつくろうと設立。自分の娘の立場に立った施設づくりを行ってきている。障がい者が働く場として農業を活用し、心と身体に良い農業を展開しており、利用者からの評判も高く、ニーズに合わせて発展してきた。
審査委員会特別賞
企業名:四国管財株式会社
所在地:高知県高知市 代表者:お客様係&代表取締役 中澤清一
主事業:ビルメンテナンス等 従業員数:600名(正社員数300名)
創業・設立:1962年
受賞理由
1)ビジョン「お客様に心より尊敬され、当社の社員とご家族の皆様が自慢できる会社になる」
2)モットー「個人戦はしない」
3)15のベーシックの明示・共有
4)障がい者雇用率3.6%
5)自己資本比率84%
6)会社は社員の夢の実現の場・手段である
7)全社員が採用担当者
8)社長の名刺はお客様係&代表取締役
会社は「社員の夢の実現の手段」と位置付け、企業風土の醸成を進めてきた。
また、いくつもの夢を語れる夢塾の経営や生涯現役を目指している高齢者の雇用充実を図るための職場環境改善が行われている。
なお、2002年から障がい者就労支援事業をスタートさせ、自社内でも障がい者と健常者が分け隔てなく働ける体制が整っている。代表の中澤清一氏は2000年より自身の肩書きを「お客様係&代表取締役」としている。
審査委員会特別賞
企業名:島田株式会社
所在地:大阪市西淀川区 代表者:代表取締役 島田博史
主事業:内装建材・家具等の製造販売 従業員数:36名
創業・設立:1964年
受賞理由
1)経営理念「HARISS」(ハリーズ)●全社員一人一人が幸せになる経営を目指します
●仕入先様と売り先様と一緒に発展します●社会に役立つ企業になろう
2)癌で6か月入院し死亡した社員に、給与も賞与も全額支給
3)育児休業中も基本給の半額を支給
4)創業以来リストラなし・赤字なし
5)障がい者雇用率5.6%、障がい者の賃金19万以上
6)仕入先への支払いは全額現金
7)離職率1.1%
8)正社員比率94.4%
9)過去5年間で社員数は19名から36名、売上高は9.1億から17.3億
10)社長室を解体し社員の福利厚生の場所に
内装に使われる下地材に天然資源木であるラワン材が使われることが多いなかで、出来るだけ環境に負荷のかかりにくい植林木製品を積極的に探し出し、エコ建材の普及に努めている。
また経営理念を会社の存在目的として位置づけ、「1.全社員一人ひとりが幸せになれる会社を目指す。2.仕入先様と売り先様と一緒に発展する。3.社会に役立つ企業になります。」と、社員・仕入先・顧客・地域社会を大切にする経営を進めている。
審査委員会特別賞
企業名:有限会社真京精機
所在地:栃木県真岡市 代表者:専務取締役 武田浩之
主事業:精密機械部品の製造 従業員数:40名
創業・設立:1973年
受賞理由
1)経営理念「障がい者・健常者が共存共栄できる会社、自利・利他精神で取り組む」
2)1.978年から障がい者雇用に取り組む
3)現在の障がい者雇用率は12名、30%(ほかに手帳の無い障がい者が5名)
4)従業員全員が正社員
5)障がいのある社員がⅯⅭ・NⅭ工作機械を操作
6)利益率は安定的に8%前後
会社設立以来、障がい者雇用に積極的に取り組んでいる。経営理念である「自利利他」の精神をモットーに、心身障がい者と健常者を分け隔てなく接し、共存共栄できる会社を目指す。なお、現在従業員40人中障がい者は12名(そのうち重度障がい者が3名、また12名以外にも手帳を持たない障がい者が5名ほどいる)。
また健常者の社員にはマネジメント人財としての育成を徹底し、地元採用にこだわり地域のリーダー人財の育成機関を目指している。
審査委員会特別賞
企業名:株式会社SHINDO
所在地:福井県あわら市 代表者:代表取締役 新道 忠志
主事業:繊維・産業資材の製造販売 従業員数:193名
創業・設立:1978年
受賞理由
1)創業以来社員第一主義経営
2)経営理念「会社のために人がいるのではなく、人のために会社は存続する」、 離職率ゼロ
3)障がい者雇用率4%
4)社員一人当たり月間平均所定外労働時間10時間以内
5)自己資本比率85.4%
6)中国現地工場も離職率ほぼゼロ
7)社員の給与は業界平均の1.5倍
現在3つの事業を展開している、その理由は事業拡大というより、当初の繊維分野のみでは景気の影響を受けた際に雇用を守ることが難しくなると考え、それを回避するために違った分野によって補完(三本の矢のごとく)したいと考えたため。
また、「会社のために人がいるのではなく、人のために会社は存続する。」という理念を基本とし、従業員一人一人が働きやすい職場作りをしている。
審査委員会特別賞
企業名:拓新産業株式会社
所在地:福岡県福岡市 代表者:代表取締役 藤河 次宏
主事業:建設資材のリース 従業員数:57名
創業・設立:1977年
受賞理由
1)ガラス張り経営
2)正社員比率81.5%
3)利益率は安定的に10%前後
4)過去5年間で社員数は49名から57名、売上高は6.1億から8.1億
5)社員一人当たり月間所定外労働時間9時間程度
6)障がい者雇用率8.8%、障がい者の正社員比率は80%
7)年間休日は123日
福岡県内では2番目に「子育て応援宣言企業」となるなど、働きやすい職場づくりの実践を進めている。
その結果、福岡中心地から1時間程度離れた場所にあるにもかかわらず、多くの入社希望者が殺到している。
また全社員へ経営計画書を公開する等、ガラス張り経営が徹底され、理念・ビジョンの共有化が図られている。
審査委員会特別賞
企業名:株式会社Dreams
所在地:大阪市 代表者:代表取締役:宮平崇
主事業:ポップコーンの製造販売 従業員数:8名
創業・設立:2005年
受賞理由
1)障がい者2名
2)自己資本比率69.1%
3)利益率は安定的に10%前後
4)障がい者施設への優先的発注
起業してからまだ、10年程であるが、環境整備他、経営管理の質は高い。やみくもにブームを追うこともなく、着実に成長している。さらに、小規模ながら、障がい者雇用にも積極的に取り組み高い社会性も有する。
審査委員会特別賞
企業名:日本理化学工業株式会社
所在地:神奈川県川崎市 代表者:代表取締役 大山 隆久
主事業:チョーク等の筆記具・文房具の製造販売 従業員数:82名
創業・設立:1937年
受賞理由
1)障がい者雇用割合70%以上
2)離職率ゼロ
3)1960年から障がい者雇用に取り組む
4)自己資本比率72.1%
5)チョークのシェアーは国内ナンバーワン
6)ダストレスチョークの開発
50年以上にわたり、障がい者雇用に尽力をし、単に雇用するだけではなく、障がいがあっても働きやすい仕組みを構築し、働きがい・生きがいを提供している。
また事業としても、キットパスなどの新商品開発も進め、国内のチョークシェアの40%を占めるトップ企業となっている。
審査委員会特別賞
企業名:株式会社パーソナルアシスタント青空
所在地:愛媛県松山市 代表者:代表取締役 佐伯康人
主事業:障がい者への福祉サービス事業、農業 従業員数:122名
創業・設立:1990年
受賞理由
1)佐伯さんは自身の体験を踏まえ「支援者一人ひとりが、障がい者一人ひとりと向き合い支援する」という、
北欧の「パーソナルアシスタント制度」から社名をつける
2)障がい者と共に耕作放棄地の田畑を無農薬・無肥料で耕作し、農産品を販売、多大の評価
3)社員の離職率は実質ゼロ
4)利益率は安定的に8%前後
5)工賃は同施設の6倍以上
地域と共に障がい児を育み、障がい者の働く場として農業を始めるなど、障がい者の働く場を提供している。
また地域の耕作放棄地を、障がい者の力を借りて農地に再生する貢献もしている。
自身の三つ子の子どもが重度の障がい(脳性まひ)を持つことになった自身の体験から、“支援者一人ひとりが、障がい者一人ひとりと向き合い支援する“という北欧の『パーソナルアシスタント制度』がある事を知り、自らもパーソナルアシスタントを目指して障がい児の日常生活のための事業に取り組んでいる。
審査委員会特別賞
企業名:びわこホーム株式会社
所在地:滋賀県甲賀市 代表者:代表取締役 高木 光江
主事業:不動産仲介・管理 社員数:23名
創業・設立:1995年
受賞理由
1)モットウは地域密着
2)歩合制廃止
3)現社長はパート出身
4)甲賀市の新設住宅棟数13年連続NO1
5)甲賀・湖南・蒲生地区の分譲土地の販売シェアー77%
6)地域貢献
創業以来、お客様との出会いを大切にしたいという想いから、地元密着をモットーに掲げる 。甲賀・湖南・蒲生の地域において、分譲土地の販売シェアが77%を占め、さらに甲賀市の住宅棟数でも13年連続No.1という高い評価を得ている。
また業界内で当たり前であった歩合給制を廃止し、新しい人事制度を導入。定期的な勉強会、自己成長、キャリアプランなど、社員育成にも熱心に取り組んでいる。
審査委員会特別賞
企業名:株式会社マルブン
所在地;愛媛県西条市 代表者:代表取締役 眞鍋 明
主事業:外食産業 従業員数:20名
創業・設立:1965年
受賞理由
1)地元40軒の農家とタイアップ
2)適正価格で仕入れ
3)離職率実質ゼロ
4)ビジョンは「ありがとうレストラン」
5)世のため人のためになる人財を育てる
6)無人駅前に本店(お世話になった地域を大切に)
7)双子の兄弟の夢を叶える
地元の農家から農産物を仕入れているが、無理な値引き交渉はしない、直接取引をするなど、農家を大切にした取引を行っている。また、2010年より「ありがとうレストラン」をビジョンに掲げ、社会や世の中のお役に立てる人材、認められる人材、褒められる人材、必要とされる人材づくりとなるための充実した社員教育を行っている。そのため、一般的には離職率が高いといわれる業界ながら高い定着率を誇っている。
実行委員会特別賞
団体名:瀬戸内海巡回診療船済生丸事業
社会福祉法人恩賜財団済生会
(支部岡山県済生会・支部広島県済生会・支部香川県済生会・支部愛媛県済生会)
所在地:岡山・広島・香川・愛媛 代表者:支部長・常務理事 岩本 一壽
主事業:病院経営 従業員数
創業・設立:1911年
受賞理由
1)済生丸事業(瀬戸内海の有人島の無医地域を巡回診療)
2)国の補助が減額されても「そこに人が住んでいる限りわれらは行かねばなるまい・・」と、継続
3)ホームレスへの無償診療
4)ボーダーラインの生活困窮者への無償診療
一世紀以上に渡り、瀬戸内海の島々の検診のために船で訪問するといった活動を続けてきている。また、ホームレスなど、健康保険を持たない方に対しても1カ月に1度の診療を実施するなど、国民の健康のための努力をしており、地元の住民に感謝されている。
実行委員会特別賞
団体名:巣鴨信用金庫
所在地:東京都豊島区 代表者:理事長 田村 和久
主事業:金融業 従業員数 1,277名
創業・設立:1922年
受賞理由
1)巣鴨地蔵通り商店街の全面的支援(お休み処)
2)ホスピタリティー業
3)18時まで開店(有人窓口)
4)お年寄りを詐欺から守る
5)窓口の感動サービス
6)入庫希望学生もお客様
おばあちゃんの原宿と言われる巣鴨地蔵通り商店街に立地し、地域密着で高いホスピタリティーを実現している。巣鴨信用金庫がめざす「ホスピタリティ」は、人に対する「優しさ」や「思いやり」を、心の奥底に 「心根」として持ち、「この時」「この場」「この人だけに」提供している。また、役職者の席に区切りがない、理事長と現場の職員が頻繁に車座会議を行うなど、風通しの良いフラットな組織づくりを進めている。
実行委員会特別賞
団体名:学校法人池谷学園 冨士見幼稚園
所在地:横浜市港北区 代表者:理事長 玉川 弘
主事業:幼稚園経営 従業員数:15名
創業・設立:1953年受賞理由
1)50年前から統合保育
2)当初反対者が多かったが貫く
3)常に全園児の10%から15%は障がい児
4)エピソード「幼稚園でもやってたもん・・」
5)父兄や卒園児の父兄がボランテア
6)職員を通常の1.5倍配員
障がい児も健常児も分け隔てなく受け入れ、同じ教室で学び遊ぶという統合保育を50年前からスタート。毎年、各クラスで1、2人(全園児の1割程度)、知的・身体に障がいのある園児がいる。統合保育をはじめた50年前は、健常者の反発もあり、園児が集まらず経営危機となるが、信念を貫き、統合保育を続けている。
詳細について
「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞は、
企業が本当に大切にすべき
①従業員とその家族
②外注先・仕入れ先
③顧客
④地域社会
⑤株主
の5人をはじめ、人を大切にし、人の幸せを実現する行動を継続して実践している会社の中から、その取組が特に優良な企業を表彰し、他の企業の範となることを目的として、平成22年度から実施しています。
第1回より、経済産業大臣賞(企業規模を問わず特に優秀と認められる会社)、中小企業庁長官賞(中小規模で特に優秀と認められる会社)、実行委員長賞及び審査委員会特別賞、第5回からは厚生労働大臣賞(障害者、高齢者、女性などの活躍推進や長時間労働の削減などの総合的な雇用管理に取り組んでいると認められる会社)を授与しています。
第6回となる本年度は、平成27年7月13日から平成27年11月16日の期間に募集を行い、団体、個人合わせて57件のご応募をいただき、審査委員会による厳正なる審査のもと14団体の受賞者が決定しました。また、今回新たに実行委員会特別賞を設置し、学校法人や信用金庫など、一般企業とは評価基準が異なる4団体を特別に表彰することにしました。
なお、下記のとおり、3月23日(水)に表彰式を開催し、受賞者には表彰状と記念品の楯を贈呈します。
第6回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞(表彰式)
日時:2016年3月23日(水)13時00分~16時35分
会場:法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎6階 さったホール
東京都千代田区富士見2-17-1 【JR・地下鉄 市ヶ谷駅・飯田橋駅より徒歩10分】
参加申込み:こちらのページからお申込みください。