「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 第9回受賞企業
※代表者名は、受賞時のお名前になります。
経済産業大臣賞
生活協同組合コープみやざき:
理事長 真方 和男
たいへん名誉ある賞をいただき、心から感謝申し上げます。
協同組合は、人と人との協同の組織、助け合いの組織です。私たちは、事業を通して組合員さんのくらしに役立ち喜ばれることをひたすら追求してきました。そして、組合員さん・職員・お取引先の方など、コープみやざきに関わる全ての人が幸せを感じられる組織でありたいと考えてきました。
仕事をすすめるうえで基軸になる「基本方針書」には、「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」とあります。受賞を励みに、さらに組合員さんと近い関係をつくり、より多くの声を聴き、応えていきます。そして、25万組合員さんと2000人職員との協同で、もっと組合員さんのくらしに役立つ生協を創っていきます。
厚生労働大臣賞
株式会社共同:
代表取締役社長 有賀 公哉
労働集約型産業である私どもビルメンテナンス業界も、作業工程を軽減する機会化や、AIを導入した生産性の向上など、従来と違った課題が押し寄せています。
然しながら、こうした時代を迎えているからこそ、改めて会社で働いてくれる従業員をこれまで以上に大切にした上で、新たな仕組みを導入していかねばと考えています。業績重視、損得重視ではなく、依り心を通わせ、社業を取り巻く「人」を大切にした経営を実践していく所存です。
弊社の経営ベースである「CSより先ずES」が間違っていなかった事を大変嬉しく思います。この受賞を大きな励みとし、社会貢献に繋がる事業活動に邁進して参ります。
有難うございました。
中小企業庁長官賞
撮影:篠田英美
Photo by Hidemi Shinoda
大和合金株式会社:
代表取締役社長 萩野 源次郎
今回の受賞は大変嬉しく光栄なことで、我が社始まって以来の名誉なことです。ただし、社内を見回すとまだまだ課題や問題が山積みの町工場です。
開発、技術、製造、生産管理、マーケティング、システムのどれをとっても到底受賞するには及ばないところだらけというのが正直なところですが、一方で社員の純粋さ、素直さ、まじめさ、そしてチーム一丸となって難問へ取り組むチャレンジ精神とチームワークは天下一品だと自負しております。更に我が社は全社員のみならず家族も含めて楽しく賑やかに過ごせる大きな家族のような会社です。
今回の受賞はそのような点を審査員の方々にご評価頂けたのではないかと考え、全社員+家族と共に盛大に祝います。
中小企業基盤整備機構理事長賞
株式会社武蔵境自動車教習所:
代表取締役社長 高橋 明希
この度は大変栄誉ある賞をいただき、ありがとうございます。
私たちは、武蔵野市に根差し、59年目を迎えることができました。 59年の歴史の中で培った信頼を大切に、今後も全社員一丸となり、免許取得を通してお客様の一生の思い出創りのお手伝いをさせていただきたいと思っております。
今後も経営理念『共尊共栄』を軸に、社員満足、顧客満足、地域社会貢献を追求することにより、さらに皆様のお役に立つことができる企業に成長して参ります。
審査委員会特別賞
隂山建設株式会社:
代表取締役 隂山 正弘
この度は、大変名誉ある賞をいただき、心より感謝申し上げます。
弊社は、東日本大震災で全国の方々に頂いたご支援に対し、「恩返し・恩送り」の想いから、鬼怒川決壊時や熊本地震、西日本豪雨等の災害時には積極的なボランティア活動を実施してきました。地元である福島県内においても、仮設住宅への門松の寄贈や毎年1,200名を超える方々にご協力を頂いている国内最大規模「愛の献血活動」を35年間開催しています。
また、従業員に対しては「?山建設育英会」を組織し、万が一の際の遺族への学費援助を約束しています。
これからも建設会社として地域社会そしてお客様に必要とされ、社員・協力企業を大切にする企業であり続けます。
審査委員会特別賞
株式会社共立アイコム:
代表取締役社長 小林 武治
この度はこのような名誉ある賞をいだきまして、誠に有難うございます。
当社は、すべての人々が幸福になる経営を実現するために、一人ひとりが企業理念や経営方針、目標、計画をよく理解し、その持ち場持ち場でひたいに汗する価値ある働きに生きがいを感ずることを信条としています。そのベースにあるのは、”思い”の共有です。
昨年5月にリニューアルした新オフィスは壁や隔たりがなく、部門の垣根を越えた社員同士のコミュニケーションも活発に行われています。新しいモノを生む「創造空間」で、仕事を通じてお客様に感謝される喜びと達成感、満足度の高さを誇る経営を実現していきます。
審査委員会特別賞
株式会社クレコス:
代表取締役社長 暮部 達夫
主婦が46歳で作った小さなオーガニックコスメの会社が、身の丈に合ったできる事を、止めることなくコツコツとやってきた事を評価いただき、この様な嬉しい賞を頂戴し心から感謝申し上げます。
メイクボランティア、東南アジアへの井戸の寄付、日本の森を守る活動、障がい者施設との協働など…また社員の健康を考えランチのお野菜たっぷりのお味噌汁、手作りおにぎりの常備など…出来ることを社員やお取引先、時にはご愛用者まで巻き込んで楽しく活動してまいりました。
おかげさまで唐津に新しいオーガニックコスメの工場も完成し、社員と共にいただいた賞に恥じる事の無いように無理をせず継続して様々なことにチャレンジしてまいります。
審査委員会特別賞
有限会社ココ・ファーム・ワイナリー/ 社会福祉法人こころみる会:
施設長:越知 眞智子/専務取締役:池上 知恵子
このたびは身に余る立派な賞をいただき、恐縮しております。
60年前、知的なハンディを抱えた中学生たちが急な斜面を手作業で開墾し葡萄の苗木を植えました。
50年前にはその急斜面の葡萄畑の麓で、知的なハンディを抱えた人たちが自分たちの暮らしをできる限り自分たちで行なう施設ができました。
35 年前には知的なハンディを抱えた人たちのワイン造りがはじまりました。そのワインが九州沖縄サミットや洞爺湖サミット、国際線ファーストクラスやビジネスクラスで採用していただけるようになりました。
すべて私たちのワイン造りをお支えくださった方たちのおかげです。本当にありがとうございます。
審査委員会特別賞
佐藤薬品工業株式会社:
代表取締役社長 佐藤 進
この度は、審査委員会特別賞という素晴らしい賞を頂き、心より感謝申し上げます。
私たち佐藤薬品工業㈱の経営理念は、より良く生きるための総合人間学「モラロジー」を礎としています。
自社の利益ばかり追うのではなく、取引先や業界全体の発展があってこそ自らの発展があるという信念のもと、今日まで成長を遂げて参りました。
そして社員一同が深く学び実践することで、人間の健康と社会への貢献を使命とする企業にふさわしい人間形成を目指しています。
これからも、道経一体経営を目指し企業の永続発展を期して日々努力を続けることが社員の幸せにつながり、国家社会に貢献出来る企業となれると信じ前進したい。
補足:道経一体=道徳経済一体思想(公益財団法人モラロジー研究所の創建者 廣池千九郎)
審査委員会特別賞
株式会社スーパーホテル:
代表取締役社長 山村 孝雄
この度は大変素晴らしい賞をいただきまして誠にありがとうございます。従業員一同大変喜んでおります。
私たちスーパーホテルは「安全・清潔・ぐっすり眠れる」ロハスな空間を創造するとともに、顧客満足度日本一のビジネスホテルを目指してきました。また人づくりにおいては、経営理念を大切にするとともに、働く仲間全員が最も大切な人財と考え、社員全員が自律型感動人間として成長していくことを目指してきました。
そのことが今回、評価いただいたのではないかと思います。まだまだ道半ばですが、今回いただいた本賞を励みに、全社員一丸となって今後も研鑽を重ねてまいりたいと存じます。
この度は、誠にありがとうございました。
審査委員会特別賞
株式会社八天堂:
代表取締役 森光 孝雅
1933年三原市にて創業。現在は冷やして食べる「くりーむパン」を通してスイーツパンの手土産市場を開拓しお客様に笑顔をお届けしている。
一時は無理な店舗拡大から倒産危機に陥り、社員や家族、関係各社様の大切さを痛感した。
信条を『八天堂は社員のために お品はお客様のために 利益は未来のために』とし、三方善し経営を掲げて再出発した。
社員の物心両面での幸福を心から願い、会社という環境を通じて自己実現、社会貢献できる社風を築いている。
この度、働き方改革実践、女性活躍、若手社員活躍、多様な人材の雇用を高く評価されたことを誇りに思う。
これから益々、社員が安心して挑戦でき、活躍できる心の安全基地を目指し未来に必要とされる人財創造企業を目指す。
審査委員会特別賞
株式会社ビューティーサロンモリワキ:
代表取締役社長 森脇 嘉三
この度は、審査委員会特別賞という素晴らしい賞を頂きまして、誠にありがとうございます。モリワキが取り組んでいる事が、少しでも社会に認められて、スタッフ全員、大変うれしく思っています。モリワキの理念は「やさしい会社をつくりましょう~一人一人をたいせつに~」です。モリワキスタッフの行動が、お客様に、地域に拡がっていくことにより、無関心な社会をやさしい社会に変えていきたいと思っています。
そして、モリワキは「スタッフは日本一しあわせを感じる会社」を目標にしています。
スタッフが以前より「幸せになった」「成長した」と感じられるように、これからも一層努力していきたいと思います。今日このような賞を頂きまして誠にありがとうございます。
モリワキは、イベントや行事を大切にしています。それを通じて、スタッフの一体感が生み出され、地域貢献に寄与しています。これからも、心やさしいスタッフ達と「モリワキイズム」を継承します。
審査委員会特別賞
株式会社廣野鐵工所:
代表取締役 廣野 幸誠
私たちはこれまで金属加工分野での研究、生産活動を74年取り組んで参りましたが、図らずも、今回、これらの取組をこのような形で評価していただき、栄えある賞を賜りましたことはこの上ない喜びであり、深く感謝申し上げます。
当社は、企業継続計画BCPの自然災害対応の観点から「社員を守る・仕事を守る」事を重視し3年前に新工場を建設、大阪府岸和田市丘陵地区に全面移転しました。
企業理念である金属精密加工を通じて、プロフェッショナルとしてのものづくりを行い、「社員の成長と幸せづくり」「感動部品のものづくり」「社会への貢献づくり」を邁進してまいります。
私たち一同は、今回の栄誉を励みとし、これからもなお一層の研鑚を重ね、それぞれの活動に牽き続き精進して参ります。
この度は、誠にありがとうございました。
審査委員会特別賞
株式会社ボーダレス・ジャパン:
代表取締役社長 田口 一成
弊社は、ビジネスを通して社会問題を解決する「ソーシャルビジネス」に取り組んできました。貧困問題・環境問題・人種差別など、様々な社会問題を解決するために立ち上がるチャレンジャーがたくさん出てくる社会をつくりたい、そんな“社会起業家”を支える仕組みをつくろう、そんな想いでこの会社をつくってきました。
また事業として社会課題に取り組むだけでなく、この「会社」自体も、社会のロールモデルになれるように頑張ろうと創業期から言い続けてきました。
まだまだ未熟なところもたくさんある中で、このような名誉ある賞をいただき大変興恐縮ではございますが、これに恥じぬようより決意新たに精進してまいりたいと思います。
審査委員会特別賞
有限会社宮川洋蘭:
代表 宮川 政友
この度は農業分野、さらには熊本県の企業初となる素晴らしい賞をいただき驚いております。
2017年坂本先生の講演を聞き感銘を受けていた本賞に、ご推薦をいただいた事を知り恐縮致しました。ただ会社の宝となる賞で、さらに復興中の熊本で明るいニュースになると思い審査をお受けしましたが、賞までいただき感謝致します。
熊本の戸馳島で洋ランの栽培を始めて三代48年。農業には夢とロマンがあると信じ安心して働いてもらえるように周年雇用に取組んできました。
「元気な花で笑顔をお届けしたい」を使命にランを通してお客様が幸せになっていただけるように、そして従業員さんがより気持ちよく働けるようにこれからも精進して参ります。
実行委員会特別賞
社会福祉法人いぶき福祉会:
理事長 横山 文夫
このたびはこのような素晴らしい賞をいただき、心より感謝申し上げます。
「いぶき」は、障害のある我が子の将来を願う親たちが集まって作った小さな共同作業所から始まりました。
その後、7000万円を超える市民募金をいただいて1994年に社会福祉法人認可され、以来「市民立」としての感謝を忘れず、どんな重い障害のある方も、豊かに安心して暮らすことができる地域づくりに取り組んできました。
これからも重い障害をはじめ多様な生きづらさを抱える方ひとりひとりが、社会の中でかけがえのない存在としてかがやけるようなモノ・コトづくりを、たくさんの方と協働しながら丁寧に進めていきたいと思います。
実行委員会特別賞
社会福祉法人雲南ひまわり福祉会:
理事長 横山 元裕
この度は、このような光栄で素晴らしい賞をいただき衷心より感謝申し上げます。
私たちの法人では、スタッフ自らが知恵を出し合う『ボトムアップ方式』により、ニーズを捉え、アイデアや企画が自然と生まれています。『人は人に貢献できたと実感できた時、人として輝くことができ、モチベーションが高まる』の心で、スタッフにとって『安心して働ける職場づくり・職場への定着支援』を行うことにより、『サービスの質の向上』に繋げようと、法人全体で様々な取組みを実践しています。その中で得た『正規スタッフ離職者0(ゼロ)』は、法人にとって思いがけないうれしい副産物であり、法人が誇れる特色です。
まだまだ道半ばであり、課題もたくさんあります。課題の発見は、あくまで前進と捉え、スタッフ一同、研鑽を重ねることにより、今後も福祉の発展に寄与していきたいと考えております。この度は誠にありがとうございました。
実行委員会特別賞
一般社団法人AOH チョコレート工房ショコラボ:
代表理事 伊藤 紀幸
全国初の福祉チョコレート専門工房『ショコラボ』です。この度は栄えある実行委員会特別賞に選んで頂き光栄至極です。
創業7年目の弊社は未だ道半ばにあり、受賞するのは正直おこがましい気もします。他薦を頂いた際も一度は固辞しましたが、社員全員が折角のチャンスで何より利用者さん達の励みになるので、と他薦を有り難くお引き受けした次第です。
今回の受賞は、実行委員の方々に、弊社の取り組み姿勢や企業実態を評価して頂いた賜物と思い、スタッフ一同素直に喜びたいと思います。正に、形式基準ではなく、個別性を重視する「ひとつひとつ、違っていい。」という弊社コンセプトに通ずるご審査だと心より感謝申し上げます。今後も精進して参りますので宜しくお願い申し上げます。
実行委員会特別賞
社会福祉法人スマイリング・パーク:
理事長 山田 一久
この度は、実行委員会特別賞というはからずもこのように晴れがましい栄誉を得ましたことは、ひとえに私ども法人を支えて下さった皆さまのご指導や励ましのお言葉があったからこそのものであると心より感謝申し上げます。
また、選考委員の皆さまをはじめ学会関係者、ご推薦いただいた皆さまにこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今年、創立50周年という節目の年を迎えたスマイリング・パ-クの理念は「感動・感激・感謝」です。この理念には「かかわる全ての方々が幸せになってほしい」との願いが込められています。その願いを叶える為に取り組んできた事が職員の幸福度追求でした。「まず、職員が幸せでなければ他者を幸せになんてできない!」と明言し一途、実直に実践してまいりました。
今回の栄誉を励みとし、これからもなお一層の研鑽を重ね、多くの人々に感動を与えられる法人運営に努めてまいります。今後とも、よろしくお願い致します。
実行委員会特別賞
社会福祉法人北海道光生舎:
理事長 高江 智和理
この度は、実行委員会特別賞という素晴らしい賞を頂き感謝申し上げます。
当法人は、事故で両腕を失くした私の父髙江常男が「障害者の働く場所を自分たちでつくる」ことを目的に、十数人の障害者で立ち上げたクリーニング工場が始まりとなります。
当時としては画期的な「企業授産」という理念を掲げ、障害者の自立をもとめて必死に事業を拡大してきました。現在創業63年を迎え、障害者の就労支援事業はもとより、高齢者の介護事業等多くの方々の幸福につながるような福祉事業を展開しております。
今回の受賞を北海道光生舎の利用者並びに従業員一同で喜び合い、励みとして更に社会に貢献できる取り組みを進めて参ります。